教えることで気づかされたこと
この週末は大阪の大学でアメフトの練習をしてきました!
コロナで東京に行けなく実に4か月振りのグランド練習でした。
大学生の練習に混ぜてもらいましたが練習のテンポが速くてつらい、つらい。
その中で私と同じポジションの子がいたので、一緒にキャッチボールをさせてもらいました。
練習中に私から大学生に教えて機会がありました。
その中で感じた難しさや、人に教えたことで感じたことをまとめていきたいと思います。
人に教えるってことで、自分の考えがまとまったり、もっと自分も頑張ろうというモチベーションに繋がりました。そして一人で練習しているより何倍も有意義な週末を過ごすことができました。
ぜひみなさんも自分の持っているものをほかの人に「教える」ってことをしてみてください!
1.教える中で難しいなと感じた点
1-1.初対面の大学生に教える難しさ
初めて会ったばかりの大学生に対して教えることに難しさがありました。
今までどういう風に考えてきたのか?どういうプレースタイルなのか、
バックグラウンドがわからずどこまで踏み込んで伝えてよいのか?どういう表現が良いのか?と
迷いました。
また今までどういう風に習ってきたのか、今の指導者と全く違うことを伝えてしまい困惑させてしまったらどうしようという不安もありました。
1ー2.一番最初に伝えるべき改善点は何かを判断する難しさ
キャッチボールした中で、改善できそうだなと感じるところがいくつもありました。
その中で、どこに原因の根源があって、改善することで大きな変化を生み出せるかを判断するのが
難しかったです。
初対面の人からいくつもアドバイスをもらっても本人の中で消化しきれないからこそ
短く、端的にアドバイスすべきです。
一番大事なポイントに絞るために、相手をしっかり見て分析しました。
2.教えたことによる学びと気づき

2-1.教えることで自分の中の知識を整理することができた
複数のポイントの中から一番重要なこと1点を判断する過程の中で
自分の頭の中が整理することができました。
一連の流れの中でやっていたことを一つ一つの動作に分解し、
今まで無意識に行っている動作の中で、自分がどこを、どういう意識で動かしているかを
確認しながら自分も練習しました。
そうした意識の中で練習することで、普段より頭を使って練習できました。
2-2.客観的な視点で見て、相手に伝わるように言葉を選ぶ
教えるという言語化する中で、相手に理解される言葉遣い/表現に置き換えて話すことが
重要になります。
自分が話したいことだけ話して相手が理解して腑に落ちなければ全く意味がありません。
相手の立場になって、どう伝えたらわかりやすいか?理解してもらえるか?
客観的な視点で、どういう言葉で伝えるのが良いかを考えることが、とても勉強になりました。
そして実際に口に出して教えること過程の中で、
自分の中に埋もれていた知識が掘り起こされて整理され、実際に伝えた内容はより具体的で実用的なアドバイスになりました。
さらには自分の中で曖昧になっている点が明確になり、より勉強しようというモチベーションに繋がりました。
2-3.アメフトというスポーツにもっと興味を持ってもらえた

会話の重ねていく中で、今まで専属のポジションコーチがいたことがなく、
我流で練習してきた(実際にQBというポジションをやったことのないコーチから教えてもらってきた)ということがわかりました。
この土日の2回の練習で基本的なことを教えただけで、新しい疑問が浮かぶようになり、
質問をたくさんしてくれるようになりました。
そして彼自身でいろいろ自問自答して試行錯誤するまでに成長しました。
今まで自分の視野だけでとらえていたアメフトというスポーツ、QBというポジションの
奥深さを知ってもらうことができたと思います。
2-4.感謝された
土日にそれぞれ1時間弱話しただけですごく感謝され、
「今後もよろしくします!」と言ってもらえたのが純粋にうれしかったです。
人に役立つことは大きなやりがいに繋がり、私自身も明日から更に頑張ろうと思いました。
まとめ
今回はこの週末に大学生と一緒に練習した中で感じた
ほかの人に教える中での難しさ2点と、教えたことで得られたこと4点を紹介しました。
教えることで得られることは想像以上のものがあり、教える場面を自ら作り出していきましょう!
知っている情報を友達に教えたり、上司や先輩に学んだことを話すというのもいいと思います。
学んだ情報はほかの人に教えるところまで実践してみたら、
跳ね返って自分の成長にも繋がるので是非積極的に教え合い、高めあっていきましょう!
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