仕事の軸ってありますか?
突然ですが、皆さんは仕事にしていく中で、自分の軸ってありますか?
目の前のことに一生懸命で、軸なんてないよっていう人がたくさんいるのではと思います。
私も社会人になりたてのころは目の前のことに必死で、軸なんてありませんでした。
しかし私自身、軸を考え、それに沿って仕事に取り組んだり、物事を考えたりすることで
仕事を早くできるようになったり、なにより人間として成長できたと実感しています。
この記事ではそんな実感を紹介すべく仕事に対する考え方の軸を書いていきます。
特に、4月には学生から社会人へ環境が変わったり、会社の中で年次が上がったりする方はぜひ参考にしてみてください。
そして、自分の中の軸は何かを考えてみるきっかけになればいいなと思います。
1、最後までやりきること
1-1:うまくいかなかったことも大きな収穫
自分に割り振られたタスクは最後までやりきることは非常に大事です。
やってみた方法がうまくいったのか、それともうまくいかなかったのかを知ることは大きな財産になります。
もし最後までやりきるという意識をもっていなければ、少し難しい問題と直面した時に途中で止めたりあきらめて放り投げたりしてしまうこともあります。
もし、若いうちにそのような癖がつくと将来もっと難しい課題が出てきたいときに思考停止状態になってしまう可能性もあります。
若いうちはどんなことに直面しても逃げずにもがき楽しみましょう。
1-2:途中で文句を言わない
自分の理想と現実とのギャップがあり、そこから生まれてくる不平不満を言葉にしたものが文句となります。
自分が文句を言うことで、まわりの環境を変えられるくらいの力があるのであれば、文句は意見になり意味を成しますが、たいていの人はそこまで力はないので意味を成しません。
さらに、発言することでほかの人のモチベーションを下げたり、周りからもよく思われないです。
それでもどうしても思うことがあって文句を言いたいのであれば、「自分はこうしたい」というWillを示しましょう。そうすれば文句は改善案になります。
1-3:完璧を目指さない
冒頭最後までやりきるといった中で、完璧を目指さないとはなにごと?と思う方がいるかもしれませんが、ここで言う完璧を目指さないというのは100%にこだわりすぎて、先に進めなくなるのはよくないということです。
自分の中の完璧にやったということははほかの人から見たら、まだまだかもしれません。
自分一人で完璧を目指すのはなく、自分の中でやりきったと思うところまで仕上げ、上司・先輩などのほかの人の力を借りて100%を目指しましょう。
Done is better than perfect(完璧を目指すより、まず終わらせろ)
Mark Elliot Zuckerberg FacebookCEO
かの有名なFacebookのCEOマーク・ザッカーバーグはDone is better than perfectという言葉を発したとされており、完璧を目指すよりまず終わらる、ということを社員に意識させていたそうです。
こだわりを持つことと、固執するというのは表裏一体です。
はき違えないように組織で100%を完成度を目指すべく、自分のベストを尽くしましょう。

2、全体像を把握する
2-1:全体像を把握して、段取りを組む
仕事のすべてはこれといっても過言ではないくらい重要です。
前回のブログでも取り上げましたが段取りを組んでから取り掛かるか、否かで仕事スピードがぜんぜん違います。
若いころは目の前の断片的な内容の対応に追われますが、
自分が仕事全体の中の何をやっているか、そして次は何をするかを把握することで仕事に対する理解が一気に深まり自分の成長に繋がります。

2-2:完成までのスケジューリング
また、仕事の全体像をしっかり把握していることで、期限を守るということに繋がります。
ゴールから逆算してどこまでやらないといけないか、進捗が遅れているから今日は頑張らないといけない、と自分で考えられます。
逆に、全体像を把握できていないと締切直前で慌てふためくことになりかねません。
だからこそ、いち早い全体像の把握に努める必要があります。
3、継続的なインプットと積極的なアウトプット
3-1:継続的にインプットし続けよう
始めたばかりのころは先輩や上司から教えてもらうことが多くインプットがたくさんあります。
一方で徐々に慣れてくると自分の知識や経験則で判断できるようになりインプットは減っていきます。
インプットが減ってきていることに自らが気付き、自分から情報を集めに行かないと社会人としての成長は止まってしまいます。
現代社会の変化スピードは加速度的に早くなっており、受け身のインプットではビジネスやキャリアにおける成功を得ることはできません。
新聞を読んでみたり、本を読んでみたりインプットには様々な方法があります。
仕事に慣れてきたなと感じ始めたら常に新しい情報を取りに行きましょう。
3-2:積極的にアウトプットしよう
仕事では一人の力でできることに限りがあるため、自分が動くとともに、周りの人に正しく情報を伝え、理解してもらい動いてもらわないといけません。学校教育では先生から生徒へのインプットの授業がほとんどで、自分の意見を相手に伝えることは多くなかったので、日本人の多くはアウトプットすることに慣れていません。
仕事はほかの人からの情報を自分の中にインプットし、仕事をすることでアウトプットを生み出します。
そのアウトプットを回りに伝え、ほかの人を動かすことでこと次のステップに進みます。
要はで自分にインプットし、自分がアウトプットしたことが、ほかの誰かの次のインプットになる、という風に仕事は回っていきます。
ですので積極的にアウトプットしていかないと次の仕事に繋がりません。
特にインプット/アウトプットをしていく中で気を付けてることは
その内容が事実なのか、推測なのか、意見なのかをしっかりと分別することです。
事実をしっかりインプットして、「正しい情報」をほかの人に伝えることを意識しましょう。

【まとめ】
今回は仕事に対する考え方の3つの軸について書きました。
・最後までやりきる
・全体像を把握する
・継続的なインプットと積極的なアウトプット
どれも当たり前のことだと思うかもしれませんが、意識してやってみると意外に難しいです。
だからこそ、この3つの「考え方の軸」を意識して仕事に取り組めば、きっとあなたも成長を実感できます!
この記事をきっかけにぜひ一度あなたの軸について考えてみてください。
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