質問ってどういうイメージがありますか?
私たちは小学校の頃から「わからないところがあったら手をあげて質問してね」と
教えられてきました。
しかし実際に社会にでてから、一生懸命質問したのにいい返事が来なかった、とか、求めてた回答を得られなかったとかそういった思いを歯がゆい思いしたことありませんか?
そんな人たちに必見!
今回は、質問力を磨くコツ、もっと簡単にいうと「損をしない質問の仕方」を紹介します。
良い質問をすれば、求めていた答えまで最短でたどりつけ、自分の知見が広がります。
その後も教えてもらいやすくなります。また雑談力も上がりコミュニケーションも上手になります。
逆に、変な質問をすると返事がもらえないだけでなく、「わかっていない人」と認識されてしまい、正しい回答を得られなくなってしまうことも。
今回は難しいテクニックの話はしません。
ちょっとでもいい質問するために、
簡単にできる少し意識しておけば質問力各段にアップするポイント3つを紹介します。
1.回答者の時間をもらっているという意識を持とう
大前提として、相手の人の時間をもらっているという意識を持ちましょう。
いろいろ聞きたくて質問が長くなってしまうことがあるかと思いますが
相手の人の貴重な時間をなるべく奪わないように、
ある程度自分で調べたうえで短く、端的に質問するという心がけが重要です。

質問することは悪いことではありません。
ただしGoogleなどの検索エンジンで一番上に出てくるような内容の質問をしないように自分で事前に調べてみましょう。
そんな質問を受けても、回答者としては「そんなこと聞くなよ」って思ってしまいます。
どんな時も質問を受ける側の気持ちに立って、相手の時間を奪わないように自分で調べられることは事前に調べましょう。
一方で初めてやることや、新入社員の方などは5分~10分くらい調べて検討もつかなかったら
すぐに質問しましょう。
わからないことがあって一日かけて調べていた!
なんてことがあったら時間がもったいないですよね。 5分くらい調べてわからなかったら先輩に聞きましょう。
そのほうが組織としての生産性が上がります!
2.ゴールを明確にした質問をしよう
後輩から質問を受けたときに答えづらい質問するな~と思うことがあります。
具体的な例を挙げて説明します。

と感情に訴えてくる質問を受けると、羽詰まっている感は伝わります。しかし
回答範囲が大きすぎて答えに困ってしまいます。

と漠然とした質問を受けると、なんでもわかればよいのですが、前提条件がわからないので、安易に回答すると間違ったほうに誘導しそうで不安になります。
この2つの例から、良い質問とは①質問者の具体的な状況がわかり、②回答の範囲が限定されていて、③質問者のゴールが明確ということが条件になります。
いい質問は回答者も答えやすいですね!
3.回答者にしっかりお礼をしよう
相手は時間を割いてもらった知識・情報に対し、しっかりお礼を伝えましょう。
自分の聞きたかったことだけ聞いて、後は無視してしまうことがあったりします。
回答した側はいい気分ではなく、次に質問来た時に答えたくなくなってしまいますよね。
だからこそ、しっかりお礼しましょう。
まとめ
今回の内容は質問の組み立てなど具体的なテクニックより
質問者としての心構えについて書いてきました。
商談時の質問のテクニックなどは別の記事で紹介できればと思います。
正しい質問からしか、正しい回答は得られません。
今回紹介したことを少しでも意識すれば質問内容は各段によくなります。
質問力は鍛えていけば必ず伸びます。
自身の成長には必要不可欠なものなので、ぜひこれを機に意識してみてください!