【レビュー】親知らずを抜いた後どうなったかまとめてみた

ライフハック

親知らず抜くか、抜かないか迷っていませんか?

親知らずを抜くか、抜かないかを迷っている人が多いと思います。 

私も抜くか、抜かないかめちゃくちゃ迷いました。 

抜いた後どういうことが起こるかの想像できなかったからです。 

今回の記事は実際に私が親知らずを抜いてみて1か月程度の間にあった症状をまとめてみました。 

 

記事の前半には「私が親知らずを抜こうと決めた理由」を解説し、後半では「実際に抜いた後起こった症状と私の対応」を具体的に解説していきます。 

 

この記事を読むことで親知らずを抜く・抜かないの判断の一助になってくれればうれしいです。 

※あくまでも私個人の感想であり、効果・効能は人それぞれ違います。あくまでも自己判断でお願いいたします。 

  

親知らずを抜いた理由 

私が親知らずを抜いた理由はひとことで言うならば将来のリスクを減らしておきたかったということです。 

このタイミングで親知らずを抜いた理由は具体的に3点あります。 

 

親知らずを抜いた理由

①水平ではなく斜めに生えていて先端が少し歯茎から出ていて、将来的に虫歯になるリスクがあった。

1つ手前の歯との接触面に歯ブラシが届きづらく、きちんと磨けずにもし虫歯になった時に手前の歯と親知らずの2本とも治療(最悪抜歯する)可能性があり、手前の歯を守る意味でもあらかじめ親知らず抜いておきたかった。

(3年ぶりに歯医者に行ったら虫歯が3か所見つかって、このままほっておいたら虫歯になると思った)

②抜歯が早ければ早いほど、傷の回復が早いと思った。
(30代になるより20代のうちに抜いておきたかった)

③日常的にマスク着用のため、顔が腫れても自然に隠せる。

 

60歳・70歳になっても自分の歯でおいしくお肉を食べたいと考えて抜歯することにしました。 

 

抜歯当日のできごと 

右奥の横向きに生えている親知らずの抜歯の工程は下記のようなものでした。 

抜歯の工程

①親知らずを覆っている歯茎を切り開く

②その後歯の上部を割り、穴をあける(以下の図示を見てください)

③下側半分の歯を引き抜く

④傷口の縫合 

親知らず抜歯イメージ

30分ぐらいで終わる予定で開始しました。 

 

しかし、抜歯に1時間半かかりました。笑 

 

原因は砕いた歯の上側に対し、引き抜く下側のほうが太く、簡単に抜けませんでした。 

上のイメージ図の黄色い部分をらへんを削っては引っ張り、削っては引っ張りを繰り返しました。
(なお私は口を開けて上を見ていだけなので、詳細不明です)

 

最後は歯科助手さん2人に口と顎を押さえてもらい、無事に抜くことができました。(麻酔は途中で追加しました)  

その後5分くらいで縫合しました。 

 

抜歯直後~7日前後 

 

思ったより顔は腫れませんでした。頬っぺたと頬骨が少しむくんでいるかなというぐらいでした。 

 

一方で抜いた側の顎の付近に黄色っぽいあざができました。あざができたので家にあった経皮複合消炎剤のクリームを塗っていました。1週間程度で消えました。 

抜歯後のあざ

最初の3日間は処方された抗生物質と痛め止めを飲んでいました。
抗生物質を飲み切ったあとは痛み止めを1日3回、少し多めに接種していました。
 


痛み止めが切れると、口を開けるだけで痛かったです。
口を閉じていても顎を殴られたような痛みがありました。
  

とにかく痛み止めの効き目が切れないようにこまめに薬を飲みました。 

 

食事について 

とにかく口を開けると痛く、口を大きく開けて食事するのが困難でした。 

しかし、食事でしっかり栄養を取らないと、傷の治りが遅くなると考えて以下のものを 食べていました。 

 

まず傷を早く治す栄養素として考えたのが以下の4つです。 

・タンパク質  

・鉄分    

・ビタミンA  

・ビタミンC  

 

それぞれの栄養素で 

①口を大きく開けずに食べられる 

②熱い・冷たいなど傷に染みる可能性がある味付けをしないでも食べられる 

という基準で食材を選びました。 

 

痛みがある中食べていたもの

・タンパク質 (卵・肉・魚介類・納豆・ヨーグルト・豆腐・ゼリー・うどん・そば)

・鉄分     (シシャモ・肉類・納豆)

・ビタミンA  (ほうれん草・人参・トマト)

・ビタミンC  (果実・ブロッコリー・キャベツ) 

 

これらのこれらの食材を組み合わせ食事を作っていました。 

主食となるのはうどんもしくはそばの生活でした。ほかの食材は一口大にすべて切って調理ました。 

 

特に高たんぱく食品の豆腐と卵、ビタミンを取るためにトマトとキャベツの千切りのサラダを毎日食べました。 

それにプラスしてゼリーもしくはヨーグルトを食べて過ごしました。 

これで治りが早くなったかはわかりませんが、そのくらい早く治すために気を使いました。

うどん・そば中心の食生活

 

抜歯後7日目~20日目 

以前として顎が痛く、口の開閉を極力小さくしてすごしていました。 

がここで新しい症状が出ました。 

抜いた右下側ではない場所の歯が痛むことと、頭痛です。 

 

私の場合、抜いた親知らずのちょうど真上の右上の奥歯が痛みました。
痛みとしては冷たいものを飲んだ時に染みる知覚過敏のような痛みがずっとしていました。
 

 

1週間たったことで痛み止めを飲む回数を減らしていきましたが、痛み止めの効果が切れると猛烈に歯痛と頭痛がしました。 

こめかみのあたりが痛くて夜寝れない日もありました。 

感染症になったかと思い歯科医に相談しましたが、傷の治りも順調で感染症ではないとの見解でした。 

そこでなんの気なしに通っている整体の先生にも相談すると意外な原因がわかってきました。 

 

原因は首でした。 

 

無意識のうちにを食いしばってしまっていて 

首の前側にある胸鎖乳突筋や、ものを噛むときに使う咬筋がパンパンに張っていました。 

 

咬筋から側頭筋

 上に図を見ると首から顎、頭ってなんとなく繋がってそうにみえますよね

そのせいで三叉神経(さんさしんけい)という神経が圧迫されて、こめかみが痛くなったり、違う歯に痛みが出るなどの症状が出ていました。 


首からこめかみにかけて鍼灸治療をしてほぐしたところ1週間程度で歯痛や頭痛がなくなりました。
 

鍼治療が苦手な方は自分でもみほぐしても効果があると思います。 

抜歯後20日目~30日目 

親知らずの手前の歯がぐらぐらする感覚がありましたが、このくらいの時期にはしっかり固まってきました。 

口も大きく開けても問題なくなりましたが、右の奥歯でものを噛むと少し痛みがあり、無意識に左側で食べています。 

またこの時期には食事も米なども食べれるようになりました。うどん・そば生活を抜けました。 

また唐揚げなど一口で食べれるくらい口を開けられるようになりました。 

顔等の腫れ・あざはもうありませんが、口の中はまだ腫れています。(頬っぺたの口側がぷくっと腫れている感じです) 

この時期になると、親知らずを抜いた後にできる空間に食べかすがたくさん詰まるようになりました。 

もう血は出ないので、割と強めにうがいをしたりつまようじで取るようにしています。 




 

まとめ

横向きに生えている親知らずを抜くか抜かないかは迷っているかたは、
私の抜いた後の経過を判断の参考にしていただければと思います。  

現時点では抜いたほうが良い、悪いの判断は現時点ではできません。

が、歯を抜いて、頭が痛くなる場合もあるという新しい知識が増えました。

歯を食いしばってしまっていることが原因になっていることもあり得るので、今回の記事を参照に首をマッサージしてみてください。 

 

ひとまず抜いた後の歯の痛みが落ち着き、日常生活が送れているので良かったです。 


最終的に抜く・抜かないの判断は、本記事を参考にかかりつけの歯科医と相談の上決めていただければと思います。